サークルの集金・会費管理、揉めないための5つのルール
サークルが続かなくなる理由のひとつが「お金」です。金額そのものより、決め方があいまいだったり、誰が払ったか分からないことが不信感につながります。幹事の負担を増やさずにお金の話をすっきりさせる、5つのルールをまとめました。
よくあるお金のトラブル
- コート代を人数で割ったら端数が出て、毎回幹事が少しずつ負担している
- 「先週の分、払ったっけ?」が誰にも分からない
- ドタキャンした人の分を、来た人がかぶっている
- 会費を集めているのに、何に使ったかメンバーが知らない
- 回数券を売ったお金と、毎回の参加費が混ざって計算が合わない
ルール1:料金の「決め方」を先に決める
参加費の決め方は、大きく2つです。
| 割り勘 | 固定料金 | |
|---|---|---|
| 考え方 | その日の費用(コート代・シャトル代など)を参加人数で割る | 1回いくら、と最初から決めておく |
| 向いている会 | 人数の変動が大きい会、費用をきっちり精算したい会 | 毎週の定例練習、会員制のクラブ |
| 注意点 | 当日まで金額が決まらない/端数が出る | 人数が少ない日は赤字、多い日は黒字になる |
メンバーとビジター(一般参加)で料金を分ける場合は、「会員○円・一般○円」と最初の告知に書いておくのが鉄則です。後から言うと揉めます。同伴者を連れてくる人がいる会なら、同伴者の料金も決めておきましょう。
ルール2:端数の扱いを決めておく
割り勘で「1人 843円」のような金額になったとき、その場で決めると毎回モヤモヤします。おすすめは次のどちらかを会則に書いておくことです。
- 100円単位に切り上げて、余りはクラブの繰越金にする(シャトル代などに使う)
- 10円単位に切り上げて、余りは次回の費用に回す
「幹事が端数をかぶる」は、続けるほど幹事が疲れる仕組みなので避けたほうが無難です。
ルール3:受け取ったら、その日のうちに記録する
現金でもキャッシュレスでも、受け取った記録をその日のうちに残します。記録は「誰が・いくら・受け取ったか」の3点だけで十分です。
キャッシュレス送金で払ってもらう場合は、本人が「払いました」と申告し、幹事が入金を確認したら「受領」にするという二段階にすると、確認漏れが減ります。
ルール4:帳簿をメンバーに見せる
会費やクラブのお金を預かっているなら、月ごとの収入と支出をメンバーに見せるのがいちばんの信頼づくりです。細かい明細まで全員に見せる必要はなく、「今月の収入○円・支出○円(コート代○円、シャトル代○円)・残高○円」くらいでも効果があります。
個人ごとの未払いまで全員に見せるかどうかは、会の雰囲気に合わせて決めましょう。管理者だけが見られる形にしておくのも一つの方法です。
ルール5:回数券・月会費は「前受け」として分けて考える
10回券を5,000円で売った場合、その5,000円は売った日に全部「収入」ではありません。使われるたびに1回分ずつ収入になると考えると、帳簿の残高と実際の手元のお金が合わなくなる事故を防げます。
- 回数券:使われた回数ぶんだけ収入に計上。期限切れで残った回数の扱い(返金するか、収入にするか)も決めておく
- 月会費(月パス):その月の参加費は免除になる、などのルールを明記
Excel・スプレッドシートとアプリ、どちらで管理する?
メンバー10人程度で、幹事が表計算に慣れているならスプレッドシートでも十分回ります。ただし、次のような状態になってきたらアプリに移すタイミングです。
- 幹事が複数いて、誰がどこまで記録したか分からなくなる
- 会員・一般・同伴者・回数券など、料金の種類が増えてきた
- メンバーから「帳簿を見せて」と言われることが増えた
和球で集金・会計を管理する場合
和球(わきゅう)は、サークルの練習会と会計をまとめて管理できる無料アプリです。お金まわりでは、次のことができます。
- その日の費用を入れると、割り勘も会員・一般で分けた固定料金も自動で計算。同伴者の分も含めて「誰がいくら」を一覧に
- 一人ひとり「未受領・申告・受領」で記録。払った本人が申告し、受け取った人が確認できます
- 練習会の精算を閉じると、クラブの帳簿に収入と支出が入ります
- 帳簿は月ごとのレポートつき。メンバーにどこまで見せるかは管理者が選べ、CSV で書き出せます
- 回数券・月パス、会費、入会金、備品の在庫もクラブ単位で管理
決済はアプリを通りません。支払いは現地で、現金でもお使いの決済アプリでも構いません。和球は記録を残すだけです。